“1990年の「STUDY IN HOSPITAL」から 琉球漆喰・鉄・砂・木・紙・・・等の
ミクストメディアの仕事をしている。
舶来の絵の具と違って、地場の漆喰だけに シックリいってるといいのだが・・・
この素材との付き合いは、長くなりそうな気がしている。
耳順の年に 真喜志勉“(作品集「BORN IN OKINAWA 1941」2001年発刊より)
180×90センチの自作パネルに墨を混ぜた漆喰を左官する技法は、1990年の結核療養後にはじまり、様々なアレンジを重ねながら晩年に至るまで約20年間続いた。
「中年スピード狂・路上のパンセ」(1992年・ギャラリー1956)、「DREAM of RYOANJI」(1997年・画廊サロン・ド・ミツ)、「Upon my soul」(1998年・画廊サロン・ド・ミツ)で発表され、アトリエに残された作品群から参考資料を元に特定された7点を展示します。